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情報孔:情報過多時代の知識の穴

私の発想法の常套手段なんですが、物理学へのアナロジーという手をよく使います。
工学部出身なので物理で物事を考えると、なんだか分かった気になってサッパリするのです。

今回はITに関する半導体工学へアナロジーで、「情報孔」という言葉を考えました。
と言うと分かったかもしれませんが「正孔」からの発想です。北斗神拳がらみではありません。

半導体工学と無縁だった方の為に簡単に説明すると「正孔」とは、半導体の中にあって正の電荷を持つ粒子のように振舞う存在なのですが、実際にそのような物質があるわけではなく、電子でびっしり満たされた格子の中で一点だけ電子がない部分、「電子の隙間」のことを正孔と呼ぶのです。

インターネットに情報があふれてきて、その検索効率の精度も向上していますが本当にほしいと思った情報にはなかなか辿り着けないという状況はよくあります。その時、情報で満たされたインターネットの中に
ポッカリ穴が開いているように感じるこの穴を「正孔」になぞらえ「情報孔」と勝手に名づけました。

たとえば「質問」や「ニーズ」や「ニッチ」という存在が情報孔です。

で、ここからがアナロジーです。「ないものがある」という考え方に何かヒントがあるような気がします。
情報孔が情報と同じように振舞うと考えるとどうでしょうか。

(1)質問検索エンジンGoogle孔
(2)質問がジャンル別に分かれたYahoo孔!
(3)ある業界について質問ばかり書かれたマニュアル孔
(4)システムに対する要望ばかり書かれた仕様書孔
(5)システムの障害ばかり書かれた機能説明書孔

などを考えて見ましたが実は上記は既に存在するものばかりで(2)は人力検索、(3)はFAQ、(4)はRFP、(5)はバグレポートと解釈できます。

(1)って何かありますかね?

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2006年03月23日 11:23に投稿されたエントリーのページです。

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